茨木市で野鳥観察。安威川のコガモ(エクリプス)、ハクセキレイ、セグロセキレイ
コガモ(エクリプス)、ハクセキレイ、セグロセキレイ 台風の来る前に、安威川を散策してきました。カルガモに混じってコガモが3羽いました。安威川にはカルガモは一年中いますが、カルガモ以外のカモは冬鳥で、秋になると安威川にやってきて冬を越します。コガモは一番早くやってきて、一番遅く帰っていくカモです。カルガモはオスとメスと同じような色をしていますが、コガモを含めたいていのカモたちは、オスがキレイな色で、メスは茶色い地味な色をしています。カモの仲間は、鳥によっては繁殖期後のオスの羽色が、メスと同じような地味な羽色に換わるものがあり、このオスの地味な羽色のことを、エクリプスと言います。飛来した直後のわずかな時期だけ、安威川で越冬するカモたちのエクリプスを見ることができます。換羽して見慣れたカモの羽色になれば、オスとメスと簡単に見分けがつきますが、このコガモがオスかメスか、私には区別がつきません。カルガモと比べると、名前の通り小さいです。 ハクセキレイです。夏羽は頭や背中が黒くなってセグロセキレイとそっくりになりますが、セグロセキレイは冬でも黒いので、このような冬羽だと、見間違えることはありません。ハクセキレイは、白いほっぺで、目のところに黒い横線があります。ハクセキレイの方がよく見かける鳥だと言われますが、安威川ではどちらも同じくらい見かけるように思います。丁寧に毛づくろいをしていました。 セグロセキレイもいました。名前の通り背中が黒いです。 河川敷には彼岸花が咲いていました。もうすぐお彼岸です。